南大沢文化会館（八王子市南大沢）で9月29日、八王子を拠点に活動するアコースティックユニット「Lovers in rubbersole（ラバーズ・イン・ラバーソール）」によるイベント「ラバラバとなかまたちによるふれあいコンサート」が開かれる。

　八王子出身の作詞・作曲とボーカルを担当する、ゆうさんと演奏やアレンジなどに携わるMIKIさんの2人から成る同ユニット。「ラバラバ」の愛称で知られ、2010年6月の結成以来、八王子駅前でのストリートライブや店で曲をかけてもらう「ラバラバ×八王子大好きキャンペーン」など地元と密着した活動を展開。今年5月にはカラオケ大手のジョイサウンドでカラオケ配信が始まるなど、その幅を広げている。

　コンサートは、9月29日・30日に南大沢市民センター、南大沢中郷公園、生涯学習センター南大沢分館、南大沢保健福祉センター、南大沢図書館と南大沢文化会館が合同で行う「南大沢総合センターまつり」に合わせて開催。「まつり」は毎年開催されているが、会場となる南大沢文化会館が参加するのは今回が初めて。地元で活動しているアーティストを起用したコンサートとして企画を進め、「誰もが気軽に楽しめるコンサートを」とイベントを主催する八王子市学園都市文化ふれあい財団の土方さん。

　当日は2部構成で、ゆうさんの母校でもある首都大学東京のアカペラサークル「das Lied（ダス・リート）」とコラボ。「地元で活躍中のグループによるフレッシュでハートフルな歌声のジョイントコンサート」と土方さん。「ラバラバ」は、「春よ来い」「赤いスイートピー」など一般にもなじみ深い曲を、ダス・リートは「終わらない世界」「星になれたら」「ダンス天国」などを演奏。それぞれ1時間ずつコンサートを行う予定で、「コンサートの最後には一緒に演奏できれば」とゆうさん。

　イベントに合わせて、「ラバラバ」のオリジナル缶バッジを無料で配布する予定。「地元で活躍している私たちをぜひ一度見に来てほしい」とゆうさん。「今回のコンサートを通じて、今まで以上にたくさんの地元の方に知っていただけたら」とも。

　会場は同館交流ホール。開催時間は14時～16時。入場無料。