京王電鉄が10月1日、座席指定列車「京王ライナー」に「立席サービス」を導入する。同社が8月20日に発表した。
「立席サービス」には優先席向かいの簡易腰掛けスペースを利用する
「京王ライナー」は、京王5000系車両を使った有料座席指定列車で、2018(平成30)年から京王八王子・高尾山口~新宿間と相模原線・橋本~新宿間で運行する。乗車時には運賃のほかに座席指定料金がかかる。
立席サービスは京王ライナーのうち平日に運行する一部列車で始める。各車両の優先席向かいにある立席の簡易腰掛けスペースを3分割した上で、新たに番号を設定する。客は事前に販売サイト「京王チケットレスサービス」で、番号を指定してスペースの予約を取る。利用料金は400円。販売期間は列車の運行7日前の7時から、列車が各駅を発車する時刻の5分前まで。
京王電鉄の広報担当者は「平日のラッシュ時間帯において、常時満席となる列車も多く、お客さまから立席でも利用したいとの要望を多数いただいていた。このような要望に応えるため、従来の着席サービスに加え、立席サービスを新たに導入する」と話す。
現在、一律で410円としている京王ライナーの座席指定料金は、10月1日から曜日によって料金を変える。同日以降の料金は、平日=600円(京王チケットレスサービス利用時は500円)、土曜・休日=500円(同400円)。
料金改定により、平日で190円(京王チケットレスサービス利用時は90円)、土曜・休日で90円の値上げとなる。土曜・休日に京王チケットレスサービスを利用する場合は、現行料金から10円値下げとなる。
座席指定券を事前に購入せずに列車に乗った場合、現在は車内で700円を払う必要があるが、10月1日以降は1,000円に引き上げる。2席500円で提供している「こどもといっしょ割」はこれまで通り、同料金でサービスを提供する。同担当者は「来年春ごろに、一部車両の座席指定サービス導入についても検討を進めている」と話す。