高尾山ケーブルカー新車両が「チョロQ」に-タカラトミーから3月発売

発売される「チョロQ」

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 高尾登山鉄道(八王子高尾町)は2月17日、昨年12月に導入した高尾山ケーブルカーの新車両をモチーフにした「チョロQ」を発売すると発表した。

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 高尾山のケーブルカーは1927(昭和2)年に開業。麓の「清滝」駅と高尾山中腹にある「高尾山」駅の間、1キロメートルを約6分で行き来する。31度18分という日本で一番の急こう配を持つケーブルカーとしても知られ、年間の利用者は約144万人にも上る。

 昨年11月には1968(昭和48)年の導入以来、40年にわたって運行を続けてきた3代目車両の2台「あおば」と「もみじ」が老朽化を理由に引退。12月に4代目の車両となる新型の「あおば」と「もみじ」を導入し、運転を再開していた。

 チョロQは同社とタカラトミー(葛飾区)が協力して開発した。「新型ケーブルカーの導入を記念して開発に至った」と同社広報担当の町田さん。完成までには約半年の時間が必要だったという。

 発売されるチョロQは縦5センチ、横3センチ、高さ3センチのコンパクトサイズ。ケーブルカーの車両をモチーフにデザインされ、ボディーは実際の車両と同じ黄色にペイントされている。また、屋根には「高尾山ケーブルカー」の文字が入れられた。

 発売は3月下旬を予定し、清滝駅と高尾山中にある香住売店で販売を行う。価格は未定。

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