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八王子で「東京キャラバン」 野田秀樹さんが総監修、日比野克彦デザインの「やぐら」も

東京スカパラダイスオーケストラが出演し昨秋に行われた「東京キャラバン in 六本木」(撮影:篠山紀信)

東京スカパラダイスオーケストラが出演し昨秋に行われた「東京キャラバン in 六本木」(撮影:篠山紀信)

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 八王子市保健所裏(八王子市明神町3)で9月9日・10日、劇作家・演出家・役者の野田秀樹さんが手掛ける参加型パフォーマンス「東京キャラバン in 八王子」が行われる。

昨年の「東京キャラバン in 東北」で福島県相馬市を訪れた野田秀樹さん

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 2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、野田さんが発案し、2015年から行われている「東京キャラバン」。多種多様なアーティストによるワークショップやパフォーマンスによる「文化混流」を掲げ、昨年は8月にブラジル・リオデジャネイロ、9月に宮城県・福島県で「東京キャラバン in 東北」、10月に六本木で開催。今年は8月19日・20日に京都で行われたワークショップを皮切りに、八王子のほか、熊本でも開催される。

 京王八王子駅の近く、東京都産業技術研究所八王子支所の跡地を活用。1950年代から現代までの古今東西の舞踊を集結させることにしており、9日に公開ワークショップ、10日に参加型パフォーマンスを行う。

 野田さんのほか、ダンスカンパニー「コンドルズ」主宰の近藤良平さん、嘉数道彦さんをはじめとした琉球舞踊、仙台すずめ踊り・高橋組、地元に伝わる「ハイヤ踊り」に取り組んでいる熊本県立天草拓心高校郷土芸能部、ロックンロールやロカビリーダンスをパフォーマンスする原宿ストレンジャーズ、ダンス集団「TABATHA」主宰の岡本優さんとパラパラダンサーズ、地元から八王子芸妓衆らが参加。

 会場にはアーティストの日比野克彦さんがデザインを手掛けた「やぐら」がお目見え。衣装=ひびのこづえさん、美術=創作プラットフォーム「SANDWICH」の木村舜さん、映像・ドローン=青木兼治さん、写真・「ダンボールお面」=井上嘉和さんの各クリエーターも参加し、パフォーマンスを盛り上げる。

 イベントの開催に合わせ、今月7日まで踊り手の募集も行っている。開催両日とも必ず参加できることが条件で、定員は200人。応募者多数の場合は抽選となる。

 開催時間は10時~17時。各プログラムのスケジュールは公式ホームページで確認できる。入場無料。

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