ティアック、多摩センターで補助犬普及支援イベント-動物愛護週間に合わせ

当日会場で行われる「わんわんスタンプラリー」のスタンプシート

当日会場で行われる「わんわんスタンプラリー」のスタンプシート

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 多摩中央公園(多摩市落合)「きらめきの池」に設けられる特設ステージで9月23日、補助犬普及イベント「TAMA ONE FESTIVAL ~しっぽのあるパートナーたち~」が行われる。主催は音響機器メーカーのティアック(落合)。

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 多摩センター駅前の文化施設「パルテノン多摩」を運営する多摩市文化振興財団(落合)が9月17日~10月2日までの期間中、水を抜いた池に設置したステージを舞台にさまざまな催しを行う「きらめきステージ企画」の一つとして開かれる同イベント。同プロジェクトに民間企業が参加するのは今回が初めて。

 同社では昨年から地域との交流を進めようと本社「OTO(音)ラウンジ」でさまざまな企画展を進めており、「パルテノン多摩の方々にも何度かご参加いただき、それがご縁でプロジェクトの紹介いただいて応募することになった」と同社広報部の中村さん。

 同ラウンジでは今年2月の「猫の日」に合わせて猫をテーマにした「招き猫展」を開催。その後、社内から犬も取り上げてほしいという声が上がったほか、日本補助犬協会(横浜市旭区)に同社のリニアPCMレコーダー「DR-05」を聴導犬育成訓練機として贈るなどしたこともあり、今回、補助犬の普及をテーマに据えた企画を練った。「企業市民として参加するからには、単なる音楽コンサートだけではなく、地域社会に貢献できる要素を盛り込もうと考えた」と中村さん。

 目玉となるステージイベントでは、補助犬のデモンストレーションやバグパイプ奏者の加藤健二郎さんなどが出演するライブなどを開催。同社社員で構成されるバンドのライブも行われ、「当日は社員やその家族がボランティアで、会場作りから運営まで参画する予定」と中村さん。デモンストレーションの際には市民の協力を得て手話による通訳を行うなど、障害を持った人でも楽しめるイベントも目指す。

 ステージ周辺では同社や日本補助犬協会、同社のカタログや取扱説明書の印刷などに携わる弘久社(立川市)などがテントを展開。会場で行われるスタンプラリーの受け付けのほか、東日本大震災で被災した動物を支援する義援金の受け付け、補助犬に関するグッズの販売、リサイクル紙を利用したグッズの販売などを行う。

 同社テントでは、同社が1972(昭和47)年ごろに発売したオープンリールデッキ「A-7030GSL」などを使ってアナログ音源を楽しむことができるカフェ「CAFEオープンデッキ」を展開。「通常、屋外で使用するものではないが、今回は特別にアウトドアでお楽しみいただく」という。「子どもたちには見たことのない音響製品。シニア世代には懐かしい製品だと思う」とも。カフェの営業時間は11時~16時。

 開催時間は10時30分~16時30分。

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