八王子で「世界のアートな玩具たち」展-大学教授のコレクションを紹介

ラッセル・スノーの「サーカスパレード」

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 八王子市夢美術館(八王子市八日町、TEL 042-621-6777)で11月21日から、特別展「世界のアートな玩具たち」が開催される。

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 同展は、東京造形大学(宇津貫町)の春日明夫教授がこれまで世界各地から収集してきたコレクションを展示するもの。「玩具の中にアーティスティックな面を見いだす」をテーマに、約5,000点のコレクションの中から色、形、動き、材質、デザイン性などを基準に約400点を選び展示する。「親子で楽しめる展覧会として企画している」と同館の淺沼さん。

 玩具は木でできたものが中心。アメリカやチェコ、ドイツ、イギリス、デンマークなど30カ国を超える地域の玩具が登場。6つのゾーンに分けて展示を行う。ケースに入れての展示となるが、カラクリ玩具など動きがあるものについては映像でその動きを紹介する。

 展示室内に玩具と触れることができる場として「プレイスペース」も用意。同大学「春日ゼミナールキッズデザインプロジェクト」に参加する学生たちが運営する。「実際に玩具に触れるスペースとして、子どもの遊ぶスペースとして企画・制作などを依頼した」と淺沼さん。玩具専門店「ゆーといぴあ」(大田区)から提供を受けた玩具を材料に空間を作り上げる。

 今月28日には、小学4年~6年の児童を対象に振り子やモビールなどの「バランス・トイ」を作るワークショップも実施。会場は同大学で定員は30人。事前の申し込みが必要で、応募は今月14日まで受け付けている。

 開館時間は10時~19時。月曜休館。観覧料は、一般=400円、小学生以上の学生と65歳以上は200円。2010年1月11日まで。

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