東京工科大学(八王子市片倉町)が5月12日、2026年度の新入生に行った「コミュニケーションツール利用実態調査」の結果を発表した。
2014(平成26)年度から行っている同調査は今回で13度目。今年は新入生1682人に対して、4月にオンラインアンケートを行った。男女比は男性=53.8%、女性=46.2%。回収率は89.6%。
「現在利用しているSNS」の1位は「LINE」で、男性=99.2%、女性=99.0%だった。12年連続で利用率が9割を超えた。2位はインスタグラムで、男女平均で86.0%だった。特に女性は前年度より3ポイント増えて、94.6%となった。Xは77.0%で、昨年度の同78.2%からさらに減少し、利用率では3位となった。今回から調査対象とした「Threads(スレッズ)」は、男女平均12.1%だった。
男女の比較では、女性は「TikTok」(70.3%)、「BeReal」(54.7%)、「Pinterest(ピンタレスト)」(45.4%)の利用者が男性よりも多かった。男性は「Discord」(58.7%)を利用している人が女性よりも多かった。
「普段、家族や友人との連絡に使っているもの」は、「LINEのメッセージ」が98.5%で1位だった。2位は「インスタグラムのダイレクトメッセージ」(55.1%)で、男性=42.7%、女性=69.5%と男女で差が付いた。3位は「Discord」(23.0%)、4位は「携帯電話・スマートフォンのキャリアメール」「BeReal」が共に11.0%だった。
今回は「普段利用している生成AI」も問われた。結果、1位=「ChatGPT」(80.8%)、2位=「Gemini」(38.8%)となり、両サービスで利用の大半を占めた。以下、3位=「Grok」(6.3%)、4位=「Microsoft Copilot」(3.8%)、5位=「Claude」(2.7%)と続いた。「そのほか・利用していない」と答えた人は8.6%で、新入生の9割以上がいずれかの生成AIを利用していた。
「現在利用している動画配信サービス」は、ユーチューブがトップで、97.6%が利用していた。次いで、「Amazonプライム・ビデオ」が48.0%だった。3位の「Netflix」は前年度の29.8%から45.8%へと大きく利用率を伸ばした。
「普段利用している電子マネー」は、「PayPay」が79.6%(前年度69.0%)、「Suica/PASMOなど交通系」が78.5%(同77.5%)となり、2022年度の調査開始以来1位だった交通系ICカードが初めて2位となった。電子マネーを利用していない人は2.1%だった。