新年迎え八王子各所で初詣-「八王子七福神めぐり」も始まる

「萌え寺」として知られるようになった了法寺は良縁を叶える女神「新護弁財天」を祭る

「萌え寺」として知られるようになった了法寺は良縁を叶える女神「新護弁財天」を祭る

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 2011年の幕開けを受け、高尾山薬王院(八王子市高尾町)をはじめ八王子市内の各所で初詣が始まった。

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 正月三が日で約27万人の人出が予想される高尾山。同院では、0時から「新春特別開帳大護摩供」を行い、除夜の鐘とともに1年の無病息災や家内安全を祈願する。会場は同院大本堂。元日は0時のほか、1時30分、2時30分、3時30分、5時、6時30分、8時、9時30分、11時、12時30分、14時、15時、16時30分にも実施。初日の出に合わせて頂上付近の大見晴台で修験僧が読経を行い、諸願成就を祈願する「迎光祭」も行う。日の出は6時50分ごろ。

 市内最古の神社として知られ、江戸時代に将軍家から朱印を受け紋に三つ葉葵を用いる子安神社(明神町4)では、0時から限定3,000本で「招運初夢みくじ」を提供。海外旅行などの景品も用意する。くじは1回500円。このほか、三が日の間は獅子舞の奉納なども行われる。

 元日~10日は、八王子駅と西八王子駅周辺の寺院で「八王子七福神めぐり」も実施。八王子の「八」と末広がりの「八」にちなんで、市内の8つの寺を巡り御朱印を集める。色紙の中央に描かれる宝船は毎年色が異なっており、7年分ためると金色の色紙をもらうことができる。

 参加するのは「萌え寺」として有名になり、良縁をかなえる女神である新護弁財天を祭る了法寺(日吉町)のほか、開運と勝利の神である毘沙門天の本立寺(上野町)、商売繁盛の神・恵比寿天を祭る成田山伝法院(南新町)、不老長寿の神・寿老尊を祭る宗格院(千人町)、福を招く福禄寿の金剛院(上野町)、家庭円満の神・布袋尊を祭る信松院(台町3)、健康増進の神・走大黒天を祭る善龍寺(元本郷町1)、吉祥天を祭る吉祥院(長房町)の8寺。巡る順番に決まりはない。

 色紙は各寺院で扱っており、1枚300円。受け付け時間は各日9時~17時。

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