日野市が6月5日、ふるさと納税を活用した大学支援事業を始めた。
実践女子大学は2014(平成26)年に日野市と包括連携協定を締結した
日野市内にキャンパスがある大学の教育や研究体制の安定的運営を目指して、広く寄付金を募集する同事業。今回は日野市と協定を結んでいる私立大学として、明星大学(日野市程久保2)と実践女子大学(日野キャンパス=大坂上4)の2校を対象にする。
ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」に、明星大学は3,000円から1万円、実践女子大学は3,000円から5万円まで支援できる返礼品なしのメニューを用意した。それぞれ通年で寄付を受け付け、寄付額のうち7割を大学に寄付し、残る3割のうち寄付にかかる必要経費を除いた余剰分は市政全般に活用する。寄付額は来年1月に確定し、同年4月、各校に寄付する。
日野市の広報担当者は「ふるさと納税の仕組みを活用して、指定した大学を応援することができる事業。単なる大学への応援だけではなく、大学における教育・研究活動の充実、およびさらなる地域社会の発展を目指している」と話す。
今回の対象校のうち実践女子大学は昨年12月、日野キャンパスにある全学部・全学科の機能を2031年4月をめどに渋谷キャンパス(渋谷区)へ移転・集約することを発表。移転後も日野キャンパスの一部校地は残し、日野市との連携も継続する。