ティアック、社員の「節電必勝法」紹介-本社ラウンジで

計画停電の時間に合わせて3時間以上使用できる機器を集めたコーナー

計画停電の時間に合わせて3時間以上使用できる機器を集めたコーナー

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 音響機器メーカーのティアック(多摩市落合)は現在、本社「OTO(音)ラウンジ」で期間限定の企画展「Power of battery, Power of music 電池・ソーラーで使えるサウンドアイテム」を開いている。

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 「電気を使わずにいかに楽しく、有意義な夏を過ごすか」をテーマにした今回の展示。「計画停電が原則中止となったものの、これから夏に向けてさらに徹底した節電が求められ、多くがネガティブな捉え方をしている」と同社広報部の中村さん。「停電を楽しく有効に過ごすための提案として企画した」

 製品展示では同社の業務向けブランド「TASCAM」のもののうち、乾電池や太陽電池を電源とするものを紹介。「アコースティックギターがあれば、電源がなくても音楽を楽しめる。『停電時間にギター練習はいかが?』という目的でトレーナーなどの電源いらずの製品を紹介しようと考えた」と中村さん。ギタリストやベーシスト向けのリニアPCMレコーダー「GT-R1」など、計画停電を受けて電池で3時間以上駆動できるものを集めたという。

 今回は製品展示と併せて、同社社員から集めた節電法を紹介する「我が家の計画停電必勝法」コーナーも設けた。「社員同士でも停電中どのように過ごしたかなどが話題になっていた」と中村さん。「きっと社外でも話題になっているだろうと思い、来訪されるお客さまと当社とのコミュニケーションの一つとして、身近な停電対策ノウハウを楽しく共有したい」

 社員から集まった節電法をパネル2枚にまとめて紹介。「夜トイレに行く時は携帯の待ち受け画面で」「湯たんぽが暖房器具として重宝」など、さまざまな方法を採り上げる。「ものすごい節電テクよりも、当社社員の個性やティアック社員らしさが伝わる節電関連情報を紹介したい」と中村さん。「共通しているのは、とにかくこまめに不要の電気を消すということ」とも。

 開催時間は9時~17時30分(土曜・日曜・祝日除く)。今月23日まで。

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