京王電鉄とUR都市機構が8月1日、「夏のDANCHI教室＠多摩ニュータウン」を始める。

昨年の南大沢会場の様子

　夏休み中の小学生を対象に学習の場や居場所を提供する同企画。2022年に始まり、3度目の開催となる。今年は「グランピア南大沢」（八王子市上柚木）と「多摩ニュータウン 永山」（多摩市永山4）で行う。

　期間中、地域の有志によるコンテンツなど両会場合わせて21の講座を開く。京王電鉄の広報担当者は「お住まいの方や地域の学生などに協力を募り、工作教室やカードゲーム遊び、昔遊びを通じて、多世代コミュティーの醸成を図る」と話す。

　南大沢会場では、牛乳パックと輪ゴムでヨーヨーを作る講座や、お手玉や折り紙、あや取りなど昔の遊びを体験するもの、大学生が夏休みの宿題など勉強をサポートする「宿題サポート」に加え、大塚製薬（千代田区）による熱中症予防のポスター作りのワークショップや「東京ヴェルディ」（稲城市）による「未来のぬりえ」と題したイベントなどを行う。

　永山会場では「筆と墨でダイナミックなお習字を楽しんじゃおう」「缶バッチを作ろう」「プラバンを作ろう」「バルーンアートを作ってみよう」などの講座に加え、4日は絵本コーナーを設け読み聞かせなどを行う。

　化学をテーマにしたカードゲームなど一部の講座は両会場で開く。オリジナルブローチを作るワークショップなど50円～100円程度の参加費がかかる講座もある。

　いずれも当日先着順で受け付ける。開催期間は南大沢会場＝8月1日～3日、永山会場＝8月4日～6日。