八王子が舞台の短編映画を補聴支援付きで上映する「ハートフルシネマデイ」が8月8日、「いちょうホール(八王子市芸術文化会館)」(八王子市本町)小ホールで開催される。
2013(平成25)年から行われている「八王子Short Film(ショートフィルム)映画祭」が主催し、「音声情報アクセシビリティ」(世田谷区)などが協力する今回のイベント。「音声情報アクセシビリティ」は東京工科大学(片倉町)講師で、聴覚障害支援を専門とする吉岡英樹さんが代表理事を務める団体。
「八王子Short Film映画祭」は、新人映画監督の発掘や八王子のまちおこしを目的としており、今回はこれまでに同祭のために製作された短編映画8作品を上映する。
上映するのは、映画「カメラを止めるな!」を手がけた上田慎一郎監督が、2014(平成26)年の同祭に出品した「Last Wedding Dress」のほか、廣田耕平さんの「ラの♯に恋をして」、中野森さんの「シンデレラのさえずりを聞け」、市川拓海さんの「夫婦だし」、山村もみ夫さんの「上京適齢期」、菅原稜祐さんの「ナコーダー」、八木浩貴さんの「運命代行屋」、月足直人さんの「ぷーん」。
当日は次世代規格「Bluetooth LE Audio」の機能で、1台の送信機から複数の対応受信機に音声を配信する技術「Auracast(オーラキャスト)」を活用して、人工内耳や補聴器、ワイヤレスイヤホンなどで劇中の音声を聞き取れるようにする。会場では専用受信機の貸し出しも行う。
八王子市内でオーラキャストを活用した補聴支援の取り組みを行うのは今回が初めて。「音声情報アクセシビリティ」の広報担当者は「聞こえに困難のある方だけでなく、聞こえる方にもオーラキャストを体験していただく機会として行う」と話す。
開催時間は14時~19時30分。入場無料。