そごう八王子店（八王子市旭町）で1月5日、全国の「うまいもの」を集めた催事「新春 全国 うまいもの大会」が始まった。会場は8階大催会場。

　同イベントは毎年この時期に行われているもの。全国各地のスイーツやパン、総菜などに加え、イートインスペースや実演販売コーナーなども多数用意。「正月休みに海外へ行った方や実家に帰省した方は八王子や東京のうまいものを、八王子で過ごした方には地方のうまいものを」と同店広報担当の吉田さん。

　今年は西八王子の洋菓子店「スイーツファクトリー」（中野町）が初めて参加。昨年7月、立川で実施された「多摩の物産＆輸入品商談会 '09」の場で「多摩の逸品」の一つとして選ばれた「贅沢（ぜいたく）くちどけプリン」（351円）をひっさげて登場する。

　八王子に牧場を持つ磯沼ミルクファーム（小比企町）も登場。「ジャージーのむヨーグルト」（500ミリリットル、811円）や毎週2回、200本限定で販売している「みるくの黄金律」（900ミリリットル、840円）など、地元産の牛乳を生かした商品を販売する。

　このほか、東京・恵比寿の「ミスター・フレンドリー」（渋谷区）や、「丹沢あんパン」や「相模サブレー」などで知られる「オギノパン」（相模原市）が初めて参加する。昨年の「うまいもの大会」で初登場した恵比寿のとんかつ店「キムカツ」（港区）は今年も参加。薄く切られた国産豚ロースを何枚も重ねて揚げることで知られる同店の「ぷれーん」（1枚、1,300円）を実演販売で販売するほか、長崎・岩崎本舗（長与町）の「角煮まんじゅう」（351円）など全国各地の名産品も一堂に集める。

　全国の駅や空港、道の駅で販売されている弁当を日替わりで販売する「全国『駅弁・空弁・道弁』日替わり提供品」コーナーも開設。羽田空港で販売されているすしの弁当「お江戸日本橋」（1,050円）など、毎日2商品ずつ個数限定でご当地弁当を販売する。

　開催時間は10時～20時（最終日のみ16時まで）。今月12日まで。