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「サイエンスドーム八王子」にもネーミングライツ-新年度予算案に盛り込む

ネーミングライツが導入される「サイエンスドーム八王子」

ネーミングライツが導入される「サイエンスドーム八王子」

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 八王子市は、八王子市こども科学館(八王子市大横町)など市の施設にネーミングライツを採用し、2013年度予算案の中に盛り込む。石森孝志市長が2月7日、定例記者会見で発表した。

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 ネーミングライツは、施設名を決める権利を企業などに一定期間譲り渡すもの。市の施設の中では現在、市民会館であるオリンパスホール八王子(子安町4)でネーミングライツを導入。再開発ビル「サザンスカイタワー八王子」への移転と合わせてスポンサーを募集し、オリンパス(新宿区)が2011年4月から10年間の契約を結んでいる。

 今回は新たに3施設についてネーミングライツを導入。上柚木公園陸上競技場(上柚木2)、高校野球の予選が行われていることでも知られる富士森公園野球場(台町)に加え、「サイエンスドーム八王子」の愛称で知られる同館にも適用されることになった。これにより、命名権料など上柚木公園陸上競技場と上柚木公園陸上競技場で300万円、こども科学館で250万円の歳入を見込む。

 新年度予算案は3,415億円の規模。このうち、一般会計は1,867億円で、本年度当初予算と比べて3%増えた。国民健康保険、介護保険、下水道事業などの特別会計は1,548億円。今後10年間を対象とした新たな基本計画「八王子ビジョン2022」の初年度の「発進予算」と位置付けている。

 予算編成については、同ビジョンの効果的な展開を図るものとしたうえで、「新規事業について、積極的に制度構築を図り、街に新たなにぎわいと活力を創出するための予算」と説明する。同ビジョンの計画書は3月末の発行を予定。

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