多摩市長と「ウルトラマンギンガ」が必殺技披露-7年ぶり新作で表敬訪問

必殺技のポーズを決める阿部多摩市長(右)、ウルトラマンギンガ(中央)と円谷プロの大岡社長(左)

必殺技のポーズを決める阿部多摩市長(右)、ウルトラマンギンガ(中央)と円谷プロの大岡社長(左)

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 円谷プロダクションの大岡新一社長と「ウルトラマンギンガ」が6月26日、7月から始まる放送を前に阿部裕行多摩市長を表敬訪問した。

堅い握手を交わす阿部多摩市長と大岡社長

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 今春から多摩市内の学校跡地を使って撮影が行われた同作品。ウルトラマンシリーズとしては7年ぶりの新作で、主人公の礼堂ヒカル役を俳優の根岸拓哉さんが演じる。特撮に加えて、主人公ら久々に集まった高校生5人が、夏の間に、さまざまな出来事に遭遇するという青春をテーマとした物語も展開。

 今回は放送開始が迫ってきたことから、大岡社長とウルトラマンギンガが市長を訪問。新作については、初めて10代を主人公とするなどフレッシュさを出しながら、大岡社長は「東日本大震災もあり、ここのところ閉塞(へいそく)感を抱かせる話題も多かったが、エンターテインメントをなりわいとする会社としては、社会の宝である子どもたちに希望を持って成長していってもらいたいというメッセージを込めて今回の作品を作った」と意気込んだ。

 これまでの多くのウルトラマンシリーズでも多摩市内がロケ地となっており、「カメラマンのころから多摩市を中心としたエリアでロケをしてきた」と大岡社長。「街並みなどは脳裏に焼き付いている」とも。「今回、新しいヒーロー『ウルトラマンギンガ』が多摩市から誕生するということで縁(えにし)を感じる」としたうえで、「多摩市から生まれた新ヒーローということで、多摩市が中心地になれば」と意気込む。

 1966(昭和41)年にウルトラマンシリーズが始まった時には10歳だったという阿部市長は「アラシ隊員が好きだった」と作品について熱く語りながら、新作も「ぜひ多くの子どもたちとともに、私たちのようなウルトラマンを見ていた方たちにも見ていただきたい」と呼び掛けた。「ウルトラマンギンガ」の必殺技を教えてもらった際には自らポーズを決めるなど、会場は終始和やかな雰囲気に包まれた。

 新作は全13話を予定。テレビ東京系で始まる新番組「新ウルトラマン列伝」内で「ウルトラマンの日」である7月10日から放送を始め、7月・8月に6話を放送後、9月に「劇場版スペシャル」としてイベント公開を実施。11月より7話~12話を放送した後、来春3月に13話を劇場公開する予定。

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