京王線・南大沢駅前の遊歩道を会場に11月1日、関東の人気パン店が集まる「南大沢パン祭り」が始まる。

今回初めて行われる「南大沢パン祭り」のロゴ

　大型商業施設「三井アウトレットパーク（MOP）多摩南大沢」（八王子市南大沢1）が11月13日にリニューアルオープンするのを受けて企画した同イベント。南大沢エリアの活性化を目指して、同施設と地元の「『元気な街』南大沢協力の会」の共催で初めて実施する。

　期間中、「パン屋さんめぐりの会」を主催するパン料理研究家・片山智香子さんが「今行くべきパン店」をコンセプトに選定した約50店のパン店が出店。広域八王子圏からは、京王堀之内のパン店「ブーランジェリーラパン」（堀之内3）や長沼公園にほど近い「ブレッドヒル」（絹ケ丘2）、建設会社のコグマホームが展開するパン店「ベーカリー＆カフェ　KOGUMA」（梅坪町）などが出店する。

　片山さんが特に薦める埼玉県川越市の「川越ベーカリー楽楽」、高円寺の「しげくに屋55ベーカリー」、中目黒の「ジャンティーユ」などは1日限定でブースを設けるほか、スペシャルティコーヒーで知られる恵比寿のコーヒー専門店「猿田彦珈琲」も出店し盛り上げる。

　イベントに合わせて限定パンを提供する店も。「サカガミ グランルパ 南大沢店」は重さ約1.8キロ、縦約40センチ、横約28センチの「31種の巨大ちぎりパン」を各日限定5食で提供する。価格は31円。担当者は「31種類の味が楽しめる巨大なちぎりパンを『三井（ミツイ）』にかけた31円で提供する」と笑顔を見せる。

　開催時間は11時～17時。入場無料。11月3日まで。