プラネタリウムで「皆既日食」中継-サイエンスドーム八王子で

皆既日食に合わせてイベントを行う「サイエンスドーム八王子」

皆既日食に合わせてイベントを行う「サイエンスドーム八王子」

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 サイエンスドーム八王子(八王子市大横町)は7月22日、日本の陸地では46年ぶりとなる皆既日食に合わせて「日食観察会」などのイベントを行う。

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 同館は八王子市が運営する公共施設で、正式名称は「八王子市こども科学館」。「見る」「触る」「創る」の3つの体験スペースで構成し、首都圏で最大級を誇るプラネタリウムなどがある。

 日食は太陽が月によって覆い隠される現象。国立天文台によると、22日9時35分ごろから12時20分ごろまでの間、太陽の一部が隠れる「部分日食」が全国的に観測される。中でも、奄美大島北部から種子島南部にかけての「皆既日食帯」では、太陽がすべて隠されてしまう「皆既日食」を観測できる。日本の陸地で皆既日食を観測できるのは46年ぶり。

 八王子では太陽の約75%が月に隠される部分日食を観察できる。これを受け同館は、事前に観察の仕方や方法などを教える「日食学習会」を開催するなど備えてきた。

 当日は正面玄関前で望遠鏡や日食グラスで部分日食を観察する「日食観察会」を行う。事前の申し込みは不要で、イベントは9時50分から。

 同館のプラネタリウムでも通常の上映を中止し、皆既日食帯からインターネットを使った中継を実施。スタッフの解説を聞きながら、皆既日食を観察するイベントを行う。こちらも事前の申し込みは不要で、先着260人が参加可能。開催時間は10時~11時30分。「夏休みの自由研究にも最適。皆さんの参加をお待ちしている」と同館担当者。

 参加はどちらも無料だが、同館への入館料が別途必要。入館料は、大人=200円、子ども=100円。

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