第17節の見どころ 八王子ビートレインズ広報・川上紅葉

−ビートレインズとしては、2025年を13位で迎えました。チームとしての今年の意気込みは？
川上　2024年最後のホームゲームとなった湘南ユナイテッドBC戦では、2022年2月19日に行われた豊田合成スコーピオンズ戦以来となるエスフォルタアリーナ八王子での2連勝を達成しました。シーズン序盤はなかなか勝ち星を挙げられない苦しい展開が続きましたが、少しずつ勝てる試合が増え、チームとしてもまとまりが生まれています。開幕から掲げている「プレーオフ進出」という目標は今も変わりません。そして、シーズンを通して掲げている「39000（サンキューオーオーオー）」の達成とともに、チーム一丸となって目標に向かって進んでいきます。

−今節は山口と対戦します。対戦相手は現在12位で、今節でゲーム差を縮めたいところですが、試合のキーポイントは？
川上　前回の対戦は昨年2月に八王子で行われ、1勝1敗という結果でした。現在、山口パッツファイブは12位に位置しており、順位の近いチーム同士の重要な一戦となります。特に背番号14番のブレイク・プレストン選手が攻守ともに存在感を発揮しているため、八王子ビートレインズとしては、背番号5番のタレン・サリバン選手を中心にどのように対策をするかが鍵になります。互いに実力が拮抗（きっこう）する相手だけに、細かい部分の修正や終盤の勝負強さが勝敗を左右するポイントになるでしょう。

−今節は「トレインズデー」として、鉄道にまつわる企業や団体とのコラボ企画などを行います。見どころは？
川上　今年の「トレインズデー」は昨年よりさらにパワーアップし、電車にまつわる企業・団体の皆さまに協力いただき、多くの企画を用意しています。JR東日本・銚子電鉄・京王れーるランドなど鉄道に関わる、さまざまな企業とのコラボレーションが実現し、会場では8団体の特別ブースを展開します。電車好きの方も、バスケファンの方も、それぞれの魅力を存分に楽しんでいただける内容となっていますので、ぜひ会場で今節限定の特別なイベントを体験してください。

−来週の金沢武士団戦もあり、ビートレインズとしては2週連続で八王子でのホームゲームとなります。市民の皆さんに向けメッセージを。
川上　「39000人プロジェクト」の達成に向けて、着実に来場者数が増えています。より多くの方にバスケットボールの魅力を知っていただきたいと思っていますので、少しでも興味を持ってくださった方は、ぜひ会場に足を運んでほしいと思います。1月24日・25日の金沢武士団戦では、昨シーズンまで八王子ビートレインズを支えた高橋幸大選手と根本かおりマネジャーが対戦相手として参戦します。八王子の地で懐かしい顔ぶれがそろう機会になるので、ぜひ試合を見に来てください。

−ありがとうございました。