ココリア多摩センター（多摩市落合）前の十字路に2月21日、サンリオキャラクター「ハローキティ」を模した大型のひな飾りが設置され、話題を呼んでいる。

ひな飾りを前に記念撮影をしていく人も

　「ハローキティ」が女びな、「ダニエル」が男びなに扮（ふん）したひな飾りが設置された同所。多摩センター地区の企業や団体によって構成される地域活性化団体・多摩センター地区連絡協議会（多摩市鶴牧1）が企画したもので、ひな飾りを置くのは「今年が初めて」とうたう。

　「ハローキティ」はバルーン製で、高さは約1メートル60センチ。台やバックパネルなども合わせると高さ3メートルを超えるひな飾りとなっている。「多摩センター地区のにぎわいを考える中、季節感を創出したいと思い、サンリオに協力いただいた上でひな飾りを置くことにした」と同会事務局長の田渕さん。「地域のお客さまに喜んでもらえれば」とも。

　会場には顔の部分がくりぬかれた三人官女のパネルも用意され、設置初日から大勢の親子連れが訪れ、記念撮影をする人の姿も多く見られた。田渕さんは「設置作業をしている段階から好評だった。これだけ多くの方に喜んでいただけるのであれば、次年度以降も継続してやっていきたい」と意欲を見せる。

　ひな飾りの展示に合わせ、今月22日と3月1日・8日には、同所に「ハローキティ」が訪れるグリーティングイベントも予定。開催時間は各日15時から。

　展示は3月9日まで。