京王線に11月1日、サンリオキャラクターが描かれたフルラッピング電車が登場する。

注意喚起ステッカーにもサンリオキャラクターが登場

　多摩市の市制記念日であり、「ハローキティ」の誕生日でもある同日に合わせて運行を始める今回の車両。多摩市と京王電鉄、サンリオエンターテイメント（多摩市落合）がコラボし実現。京王9000系車両の10両1編成の外装にハローキティをはじめとしたサンリオのキャラクターデザインを取り入れた。

　車内の「ドアに引き込まれないようご注意ください」といった注意喚起ステッカーにもサンリオのキャラクターを採用。キャラクターたちとともに花を描き、京王電鉄の広報担当者は「華やかでかわいらしいサンリオの世界観を表現した」と説明する。

　これまでにも多摩市の地域活性化を目指して、サンリオピューロランド（多摩市落合）の最寄り駅である京王多摩センター駅の駅構内の装飾をキャラクターで彩り、「ピューロランド」仕様に変えたほか、ハローキティが同駅の名誉駅長に就任するなど、さまざまな取り組みを行ってきた。

　今回のラッピング電車については、「乗車時間を楽しく過ごしていただけるかわいらしいデザイン」とした上で、「電車に乗り、駅構内を歩くところからサンリオキャラクターのかわいらしい世界観を楽しむことができる」と話す。