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東京都、1泊2,000円の宿泊型テレワーク事業始める 八王子のホテルも参加、6泊7日で仕事

客室を提供している京王プラザホテル八王子

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 東京都が2月1日から、八王子などの宿泊施設に6日間連続で滞在し、テレワークを行う人を支援する事業を始めた。

「ザ・ビー八王子」も参加

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 「社会と家族を守る宿泊型テレワークによるBCP支援事業」と題する今回の取り組み。都内の40ホテルなどを対象に、各宿泊施設につき5室、1日あたり200室を確保。希望者には6泊してもらい、客室をテレワークの場として使ってもらう。

 八王子エリアでは、八王子駅近くの京王プラザホテル八王子(八王子市旭町)や千代田ホテル(同)、京王八王子駅近くのホテル「ザ・ビー八王子」(明神町4)のほか、京王プラザホテル多摩(多摩市落合)、スマイルホテル東京多摩永山(諏訪2)が客室を提供する。

 個人事業主を含む都内在住・在勤で、同居人がおり、通勤に公共交通機関を利用している人が対象。利用の際には事前の申し込みが必要で、各宿泊施設で受け付けている。

 利用の際には、誓約書に加え、利用期間や業務内容などを記し所属先の上司などが署名した「利用確認書」、都内在住者は運転免許証など、在勤者は社員証などともに勤務先の住所が分かる名刺などを持参する必要がある。チェックアウトの際には、期間中の業務内容に加え宿泊した理由や感想などをまとめた「実施報告書」をホテルのフロントに提出することを求めている。

 3月18日までにチェックアウトする宿泊プランが対象。各ホテルのプランは「6泊7日限定」を掲げている。都によると、チェックアウトした日と同日に同事業を再び利用することはできないという。ホテルから会社に出勤する場合も同事業は利用できない。宿泊期間の途中で利用を中止する場合、都は「各宿泊施設の正規料金に基づくキャンセル料をお支払いいただく」と説明する。

 利用料金は1泊2,000円。

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