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京王、子ども向け遊戯施設で実証実験 閉館後に大人向けホラーアトラクション

土曜・日曜・祝日の閉館後に行う「HUGHUG STRANGERS」

土曜・日曜・祝日の閉館後に行う「HUGHUG STRANGERS」

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 ホラーアトラクション「HUGHUG STRANGERS(ハグハグ ストレンジャーズ)」が2月3日、京王電鉄が運営する子ども向け遊戯施設「京王あそびの森 HUGHUG(ハグハグ)」(日野市程久保3)で始まった。

舞台となる「京王あそびの森 HUGHUG」

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 2018(平成30)年に京王線・多摩動物公園駅前にオープンした同施設。生後6カ月~小学生までの子どもを対象としたさまざま遊具を取りそろえた全天候型遊戯施設で、今回は高校生以上を対象に閉館後の同施設を回遊するアトラクションの実証実験を行う。

 テーマとして「未知と恐怖を乗り越え、なりたかった『自分たち』と寄り添う冒険」を掲げる。ガイドが客を案内し、さまざまなミッションをクリアしていくもので、京王電鉄の広報担当者は今回のアトラクションのストーリーについて、「日中に子どもたちに会いたくても外に出られなかったモンスターたちと人間の共存を目指すもの」と話す。

 「ReGACY Innovation Group」(千代田区)、お化け屋敷の製作・プロデュースや特殊メーク造形などを手がけるZAUNTED(杉並区)と共同で行う。「ZAUNTED」は昨年7月に京王電鉄が行った起業家などとの事業協同プログラム「KEIO OPEN INNOVATION PROGRAM(京王オープンイノベーションプログラム)」に採択され、京王電鉄が持つ資産と同社が持つホラーコンテンツをミックスした新しいホラーブランドの創出を提案していた。同社社長で「お化け屋敷のスペシャリスト」として活動するマイケルティー・ヤマグチさんによるイベントやオリジナルグッズの販売も予定する。今回の取り組みを通じて、「新たな人流の創出に資する魅力の発掘・発信を図る」と京王電鉄の広報担当者。

 料金は3,300円。2人以上の「グループ割」では、1人2,750円。一般と学生のペアに「グループ割」は適用しない。京王電鉄の定期券を提示した人は2,750円、学生は2,200円。開催日は期間中の金曜・土曜・祝日。開催時間は19時~21時30分。中学生以下は入館できない。4月22日まで。

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