桜美林大学、「アカデミーヒルズ」開設-「サンピア多摩」の既存講座引き継ぐ

「桜美林大学アカデミーヒルズ」の外観

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 桜美林大学(町田市)は5月1日、3月末で営業を終了した「東京厚生年金健康づくりセンター サンピア多摩」を「桜美林大学アカデミーヒルズ」(多摩市落合2、TEL. 042-376-8511)としてリニューアルオープンした。

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 同大学は昨年10月に年金・健康保険福祉施設整理機構(千葉市)が行った一般競争入札で、駐車場部分を除いた土地と建物を約25億円で落札。4月27日に譲渡が完了したのを受け、「アカデミーヒルズ」としてリニューアルオープンすることになった。建物や内装は当時のまま。電話番号もそのまま引き継いだ。「壁紙くらいは変えると思うが、引き渡されたばかりということもあり、まだ手がつけられていない」と同大学アカデミーヒルズ担当者。

 これまで同センターで行ってきた生涯学習事業を受け、「多摩エクステンションセンター」を開設。今月1日から「多摩エクステンションプログラム」と名付けた生涯学習講座をスタートさせた。講座の内容や講師はほとんどの講座で引き継がれ、「セラピーフィットネス学習コース」「こどもアート」「楽しく学ぶ絵画技法」の3講座を新規に立ち上げた。「現在行っているものは9月までの分。終わったら見直しをすることがあるかと思うが、基本的には今年度はこのままで行く」と担当者。

 宿泊施設やレストランについては、6月の再開を目指して準備を進めている。学生や教職員向けの研修施設として扱うが、利用がないときには一般にも開放。予約をすれば泊まる事ができるようにする。「当初は6階・7階の48室のみを再開する。様子を見て、そのほかの部屋も考える」。設備についても引き渡し前のままだが、「LANなどがないので整備していきたい」。宿泊料金の詳細はまだ決まっていないが、厚生年金の被保険者向けと、その2割増しとなる一般向けの2種類あった料金のうち、一般向けの料金がベースになる方向だという。

 結婚式場は貸し会議室へと用途を変更し、今後結婚式には対応しない。プールなど一部のアスレチック施設については解体し整地する方向だが、工事の予定や今後の利用方法については未定。

 「サンピア多摩」は1987(昭和62)年に開館。旧社会保険庁が厚生年金法に基づいて開設したもので、当時は66部屋、計135人を収容できる宿泊施設のほか、会議室やレストラン、結婚式場、プールなどのアスレチック施設を併設。カルチャースクールなども展開し、年金福祉施設としては数少ない黒字経営を達成していた。しかし、国が進める年金関連施設の売却に伴い、新宿の「東京厚生年金会館」(ウェルシティ東京)とともに3月31日で営業を終了した。

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