第21節の見どころ 八王子ビートレインズ広報・加藤友里

−前節の東京エクセレンス戦は、2試合共第1クオーターは先行したものの決め切ることができませんでした。連戦を振り返って、いかがでしょうか？
加藤　強豪・東京エクセレンスを相手に激しく食らいつき、ディフェンスから流れを作ることができたことは大きな収穫だったと感じています。前半を終えてアジャストしてきたエクセレンスに対し、我々は後半にやや失速してしまう形となりましたが、戦い抜いたことで次につながるゲームとなりました。守備が成功している分、攻撃のチャンスを増やすことはできているので、チャンスを一つ一つ形にしていければ、もっといいパフォーマンスを皆さまへお見せできると感じた連戦となりました。

−今節に対戦するさいたまとは3月のアウェー戦で一度戦っています。それを踏まえて、相手チームをどのように分析しますか？
加藤　　前回のアウェー戦は1勝1敗という結果でした。相手チームの背番号22・クリークモア選手を中心に、シュート力のある日本人選手も多い印象です。ただ、我々トレインズも前回の対戦から外国籍選手の加入や体制の変更など調整を繰り返した上で、今節に臨みます。さいたまは前節の試合で2連勝を収めており、シュートチャンスは多くないものの、一本一本着実に決めきる強さがあると感じています。いい流れで今節を迎えるさいたまに対し、我々も一本一本ディフェンスからチャンスメークをし続け、流れを渡さずにゲームを展開していきたいです。

−今節は緊急事態宣言下での有観客開催となります。
加藤　緊急事態宣言の延長を踏まえ、1日目は試合開始時間を早めた上での開催となります。また、新型コロナウイルス感染症対策として、食事や声を出しての応援は禁止させていただきます。

−当日の見どころは？
加藤　安全第一ではありますが、今節の冠スポンサーである日本ビテイリース、キャリアコンサルティングの各社の協力を得て、来場する皆さまに楽しんでいただけるようなイベントを用意しています。普段は選手に提供していただいている水を先着順に配布したり、観戦に使える応援うちわを来場者の皆さんにプレゼントしたりする予定です。ぜひ試合の観戦と併せてお楽しみください。

−ホーム戦も残り少なくなりました。市民やブースターの皆さんへメッセージを。
加藤　新型コロナウイルス感染症の予防対策を万全に、皆さまに安心して観戦いただけるよう準備をしています。今シーズン、皆さまの前で試合ができるのも今節を含めて残り4試合となりました。来週を含め2週連続でホームゲームを運営していきます。こうした状況下だからこそ、活動理念であるバスケで八王子を盛り上げるために、選手・スタッフ・ファンの皆さまと一丸で戦い抜ければと思います。安心・安全・楽しいホームゲームにするので、ぜひ皆さまの応援や来場をお待ちしています。

−ありがとうございました。