京王プラザホテル多摩（多摩市落合）に11月1日、内装などをサンリオのキャラクター「ハローキティ」で演出した「ハローキティルーム」が登場した。

ベッドの前もハローキティで埋め尽くされている

　11月1日で誕生40周年を迎えたハローキティ。今回は同ホテル内の4室を改装し、ハローキティが家族や友達と遊園地で遊んだり買い物をしたりして、「TOKYOというシティーリゾートを満喫する休日をイメージ」したという「KITTY TOWN（キティタウン）」と題した部屋を開設。同日から一般への提供を始めた。

　部屋の壁にはハローキティの姿が随所に描かれているほか、同ホテルからほど近いサンリオピューロランド（落合）や近隣を走る京王線の車両などもデザイン。枕元のヘッドライトには点灯時に見ることができる「隠れキティ」が仕込まれているほか、部屋の鍵のキーホルダーにもハローキティのリボンの形をした飾りを付けるなど工夫を凝らしている。

　「ハローキティルーム」のオープンに合わせて、同日から「特別宿泊プラン」を展開。まつげやリボンに手が加えられている同ホテルオリジナルの「ハローキティマスコット」を1滞在につき1人1個進呈するほか、ハローキティをかたどったオリジナルケーキ「ハローキティケーキ」と、クッキーやマカロンなどを盛り合わせた「ハローキティデザートプレート」のどちらかを選ぶことができる特典を用意。ケーキに関しては、4階デリカテッセン「ポピンズ」で1日限定5個のテークアウトにも対応するほか、デザートプレートについても、2階ロビーラウンジ「デュエット」のメニューとして提供するという。

　京王プラザホテル（新宿区）でも同時に提供を始めた「ハローキティルーム」。同社営業戦略室副部長で企画広報支配人の斎藤さんは「今回のオープンで多摩への外国人の集客に弾みをつけたい」とした上で、「既に予約は埋まり始めており幸先は悪くない」と期待を込める。

　特別宿泊プランの料金は、1人1泊朝食付きで1万5,350円から。同プランは2015年3月31日まで。