東京サマーランド（あきる野市上代継）とスパリゾートハワイアンズ（福島県いわき市）が6月28日、期間限定で両施設を1回ずつ使うことができる共通チケットの販売を始める。

東京サマーランドと初めてコラボするスパリゾートハワイアンズ

　同日に屋外アトラクション「DEKASLA（デカスラ）」や流れるプール「グレートジャーニー」などがある屋外プールエリア「アドベンチャーラグーン」を全面オープンする東京サマーランド。7月31日には遊園地エリアに「リラックス&リゾートをコンセプトとした癒やしの休憩スポット」をうたう新エリア「AOZORA PARK（アオゾラパーク）」のオープンも予定する。

　スパリゾートハワイアンズは、1966（昭和41年）に「常磐ハワイアンセンター」として開業。大型温水プールや温泉、ホテル、ゴルフ場からなる屋内型テーマパークとして知られる。今回は両施設が初めてコラボし、期間限定で共通チケットを販売する。

　チケットは通常、大人で両施設合わせて8,770円となるところを6,300円で販売。同様に、小学生＝4,200円（通常5,950円）、3歳以上＝3,100円（同4,340円）、61歳以上=3,100円（同6,270円）で販売する。利用期間は7月1日～9月30日。

　チケット販売と連動して、7月3日にはスパリゾートハワイアンズのフラガールが、東京サマーランドのステージでショーを披露するイベントも行う。会場は同園アドベンチャードーム屋内ステージ。開催時間は、11時と13時。

　東京サマーランドの広報担当者は両施設について、「共に50年余りの歴史を数えるレジャー施設。全天候型の大型プール、流れるプール、解放的な屋外プールのほか、多彩なウォータースライダーなどの水遊びができる。子どもから大人まで幅広い世代に人気の施設という共通項が多くある」と紹介する。

　今回のコラボでは、共通チケットの販売に加え、プールアイテムの相互交換利用なども行っていくという。担当者は「レジャー関連業界は、新型コロナウイルス感染症拡大による休業、入場制限などの影響を受け、各施設では、さまざまな対策への取り組みを行っている。今回のコラボレーションは、同業種の施設同士による垣根を超えての顧客へのプロモーション活動により、シナジー効果を創出することを目的としたもの」と説明する。

　チケットの販売は9月17日まで。