プレスリリース

株式会社Incubate Harbor、社内新規事業の成長経路設計・実行支援サービス「Release into Growth Sea」を提供開始

リリース発行企業:株式会社Incubate Harbor

情報提供:




株式会社Incubate Harbor(代表取締役:川岸亮造、以下「Incubate Harbor」)は、企業内で生まれた新規事業を対象に、事業化に向けた成長経路の設計から、社内合意形成、法人化、資本政策、資金調達、外部パートナー獲得までを一気通貫で支援するサービス「Release into Growth Sea(以下、RGS)」の提供を2026年9月1日より開始しました。

RGSでは、社内での事業継続を唯一の選択肢とせず、社内事業化、出島組織化、子会社化、JV、カーブアウト※(スピンアウト/スピンオフ)、外部資本の導入など、複数の選択肢を比較します。
事業の成長可能性、必要な資金・人材、親会社との適切な距離、起案者と親会社双方の意向などを踏まえ、その事業に適した「成長する器」を設計し、意思決定から実行まで伴走します。

※RGSでは、事業や技術などを既存企業から切り出し、別の組織・資本構成のもとで成長させる取り組みを「カーブアウト」と広く捉え、その形態を「スピンアウト」と「スピンオフ」に整理しています。

サービス立ち上げの背景

現在、多くの企業で新規事業創出プログラムやアクセラレーション施策が展開され、数多くの事業アイデアやPoCが生まれています。

一方、顧客から一定の評価を得て、事業としての可能性が見え始めた後に、
- 既存事業とは異なる意思決定のスピードや投資基準が必要になる
- 単年度予算や既存組織の管理ルールが、事業の成長速度と合わない
- 事業に必要な人材や資金を社内だけでは確保できない
- 子会社化やカーブアウトを検討したくても、社内に知見や前例がない
- 親会社、起案者、投資家の間で、目指す成長や関係性を整理できていない
- 法務、財務、知財、人事などの論点が分散し、意思決定が進まない

といった課題によって、事業化まで「あと一歩」の段階で停滞するケースも少なくありません。

事業そのものに可能性がないのではなく、事業を育てるための組織、資金、意思決定構造が適合していないこともあります。
RGSは、こうした事業に対して、単に「社内に残すか、外に出すか」を判断するのではなく、事業が成長するために必要な環境を整理し、その環境へ移行するための道筋を設計するサービスです。

「Release into Growth Sea」に込めた意味

RGSという名称には、社内で生まれ育った新規事業を、より大きな成長機会のある場所へ送り出すという意味を込めています。
新規事業を育む出島環境を「Incubator Island」、事業が自ら成長していく環境を「Growth Sea」、さらにその先の大きな市場を「Open Sea」と捉えています。

「Release」は、親会社が事業を切り離すことだけを意味するものではありません。
社内外の資金、人材、顧客、パートナーに接続できる環境へ事業を移し、成長に必要な自由度を与えること。同時に、親会社との協業や将来的な再合流の可能性を残すことも含んでいます。

“into”という言葉には、事業をただ手放すのではなく、親会社との関係性を保ちながら、次の成長環境へつないでいくというRGSの思想を込めています。

「Release into Growth Sea」の主な特徴

1.複数の成長経路を比較し、事業に適した推進スキームを設計
社内継続ありき、カーブアウトありきではなく、以下のような選択肢を比較します。
- 社内事業としての継続
- 出島組織での推進
- 子会社化
- 他社とのJV設立
- カーブアウト(スピンアウト/スピンオフ)
- 外部企業への事業移管
- VCや他の事業会社からの外部資本を導入した事業推進

事業の成長シナリオ、必要資金、経営人材、親会社とのシナジー、リスク、将来的な再合流可能性などを踏まえ、実行可能な選択肢を設計します。
2.事業計画だけでなく、社内合意形成まで支援
新規事業の独立や外部資本導入では、事業性だけでなく、「なぜ社内ではなく別の器で進めるのか」「親会社にとってどのようなメリットがあるのか」を説明する必要があります。

RGSでは、経営層、事業部門、財務、法務、知財、人事など、関係部門ごとの論点を整理し、社内決裁資料や経営会議向けの説明ロジックの作成を支援します。
3.資本政策から資金調達まで一貫して設計
別法人化や外部資本導入後の成長に必要な資金額を整理し、親会社、経営チーム、外部投資家の持分や関与のあり方を含む複数の資本政策案を作成します。

必要に応じて、VC、事業会社、CVC、金融機関、財団などの資金提供者や、事業成長に必要な外部パートナーとの接続・交渉も支援します。
4.「送り出した後」の撤退や再合流まで見据える
子会社化やカーブアウトなどを行った後、事業が計画どおりに進まない場合の対応方針や撤退条件、知財・ブランド・顧客資産の取り扱い、親会社による再取得・スピンインの可能性についても、初期段階から整理します。

成長シナリオだけでなく、事業が計画どおりに進まない場合も含めて複数の将来シナリオをあらかじめ設計することで、親会社と起案者・事業責任者の双方が意思決定しやすい状態をつくります。

主な支援内容




成長経路診断・成長構想の設計
対象事業の現状を整理し、社内継続、子会社化、JV、カーブアウトなどの選択肢を比較します。

主な成果物は、成長シナリオ、推進スキーム比較、資本政策案、必要資金、親会社との関係性、主要リスク、撤退・再合流方針などをまとめた「Release Blueprint」です。
- 期間:1~1.5カ月程度
- 費用:100万円~300万円(税別)を目安に個別見積もり

社内合意形成・実行準備支援
経営会議・投資審査に向けた資料作成、関係部門との論点整理、法人化や事業移管に必要な実務設計を支援します。
法務、財務、税務、知財、人事などの専門家とも連携し、実行可能な計画へ落とし込みます。
- 期間:2~4カ月程度
- 費用:月額100万円~200万円(税別)を目安に個別見積もり

資金調達・外部パートナー獲得支援
事業計画、資本政策、投資家向け資料の作成から、資金調達先・事業パートナー候補の整理、面談準備、協議の推進まで伴走します。
- 費用:月額100万円~200万円(税別)+マイルストーン報酬を基本に個別設計

再合流・スピンイン設計支援
別法人化や社外への移行後の事業と親会社との協業関係を整理するとともに、一定の条件を満たした場合の再出資、追加取得、連結子会社化など、将来的な再合流の可能性を設計します。
- 費用:対象事業の状況に応じて個別見積もり

想定する支援対象

RGSでは、主に次のような状況にある企業の新規事業を想定しています。
- PoCを終え、一定の顧客評価や売上が確認できている
- 事業化判断を控えているが、社内での推進方法が定まっていない
- 既存事業とは異なる投資基準や意思決定速度が必要になっている
- 子会社化、JV、カーブアウトなどを選択肢として検討したい
- 外部資金や外部人材を活用して成長を加速させたい
- 起案者・事業責任者の意向と、親会社との適切な関係性を両立させたい
- 事業を別法人や社外の環境で成長させ、将来的な再合流も選択肢として検討したい

構想・アイデア段階の事業を一律に外へ出すのではなく、顧客検証、収益モデル、成長余地、経営を担う人材・体制などを確認し、事業化に向けた準備状況を踏まえて支援方針を判断します。

株式会社Incubate Harbor 代表取締役・川岸亮造 コメント



企業の新規事業支援に携わるなかで、顧客から評価され、事業としての可能性も見え始めているにもかかわらず、既存組織との相性や資金・人材の制約によって前に進めなくなる事業を数多く見てきました。

そのような事業に必要なのは、必ずしも追加のアイデアやPoCではありません。事業の現在地を見極め、どのような組織、資本、意思決定構造のもとで育てるのかを具体的に決めることです。

カーブアウトは目的ではなく、事業を成長させるための選択肢の一つです。社内で育てる方がよい事業もあれば、親会社との関係を維持しながら、別の器へ移した方が大きく成長できる事業もあります。

RGSを通じて、企業の中で生まれた挑戦を埋もれさせず、事業に適した成長環境へつないでいきたいと考えています。



株式会社Incubate Harborについて

株式会社Incubate Harborは、新規事業の構想・検証から、事業計画策定、事業化、カーブアウト、資金調達までを支援する事業開発会社です。

大企業の社内新規事業支援と、スタートアップの創業・経営経験の双方を生かし、事業を「考える」段階にとどまらず、意思決定と実行につなげる伴走支援を提供しています。

会社名:株式会社Incubate Harbor
代表者:代表取締役 川岸亮造
設立:2024年3月
所在地:東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル1階 SAAI内
Webサイト:https://incubateharbor.com/

本件に関するお問い合わせ

株式会社Incubate Harbor
代表取締役 川岸亮造
e-mail: ryozo_kawagishi@incubateharbor.com

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