JR八王子駅北口広場（マルベリーブリッジ）に11月18日、地元商店会によるクリスマスイルミネーションが登場した。

イルミネーションは1万球以上を使って飾り付けた

　マルベリーブリッジはJR八王子駅の自由通路と駅北口の間をつなぐペデストリアンデッキ。今回は北口・旭町地域内の商店らによる「八王子駅北口商店会」が主催し、絹の布をイメージしたモニュメントの周りを1万球を超えるイルミネーションで飾り付けた。点灯初日は点灯式などのイベントは行われなかったものの飾り付けと共に写真を撮る人の姿を見ることができた。

　同会は2006（平成18）年から七夕と冬にマルベリーブリッジ上で飾り付けを行っている。同会の清水栄会長は冬のイルミネーションについて、「八王子駅の冬のシンボルとなっている。フォトスポットとして楽しんでいただいている」と説明する。

　コロナ禍の中、今回の点灯開始にこぎ着けたことについて、清水さんは「新型コロナについては、今のところ一段落の状況になっている。これも市民の皆さまと医療従事者の方をはじめとした全ての働く皆さまの努力のたまもの。第6波のうわさもあるが、今は皆さんで会える喜びをかみしめていきましょう」と話す。

　12月4日は、マルベリーブリッジにサンタクロースが登場し子どもたちにプレゼントを配る「プレゼント会」を行う。当日、密になることを避けるため配布場所は明かさないが、「ソーシャルディスタンスに配慮しながらマルベリーブリッジ上の複数箇所で配る予定」と清水さん。スタートは16時から。

　イルミネーション点灯時間は16時～翌0時。2022年1月10日まで。