今週末、八王子駅前の西放射線通り商店街（ユーロード）で「街道市」が行われるなど、甲州街道に関連するイベントが相次いで行われる。

　「街道市」は2001年、新宿から下諏訪まで延びる甲州街道の制定400周年を記念して始められたイベント。以降、毎年秋に沿道地域の連携と交流を目的に実施している。甲州街道沿道地域の物産品を販売するブースを設けるほか、観光PRなども実施。期間中、約3万人が集まる。

　今年は10月17日・18日に開催。ユーロードの旭町地区から中町地区の間に八王子をはじめ、甲州街道が通る新宿区や神奈川県、山梨県、長野県の各市町村から37店舗を展開する。甲州ワインやリンゴなど、各地域から選りすぐりの商品が並ぶほか、八王子からは八王子織物や「おいしい八王子の味の会」による販売コーナーなども出店を予定。開催時間は17日＝10時～19時、18日＝10時～17時。

　イベントに合わせて、隣接する「八王子みずき通り商店会」では同18日に「秋のみずき通りフェスティバル」を開催。ビンゴゲームや八王子市立第5中学校吹奏楽部による演奏など、さまざまな催しを行う。開催時間は10時～17時。

　17日には甲州街道の歴史に触れながら歩く「甲州夢街道ウォーク2009」も行われる。ユーロード内の横山町公園から中央線・相模湖駅近くの「桂北公民館」までの約16キロメートルを、途中、多摩御陵や小仏峠などに寄り道しながら約6時間かけて歩く。ゴール地点では相模湖町などの物産品の販売も行われるという。当日申し込みも可能で、8時30分～9時30分の間に横山町公園で受け付ける。参加登録料は1人500円。